靴迹の花 高い星の輝きが欲しくて 君は一人歩きだす 砂にまみれ揺れる花の色も 遠い目には映らない 涙ひとつ覚えた朝は 足を止めて 気づいて 道に続く幾つもの 足跡 皆んな同じ夢を見た 無くしたもの数えるならば 瞼閉じて 忘れて 強い風が過ぎた その傷跡も いつか埋めるでしょう あの白い花 人の夢は小さな花の 命よりもはかなく 君の歩いた道 その靴跡に いつか咲くのでしょう あの花が 君の歩いた道 その靴跡に いつも揺れるでしょう あの白い花