[00:22.02]硝子匣に映る世界の色を知りたくて [00:27.83]絵本の中に尋ねたけど [00:33.16]紅い赤い緋さなんて [00:35.49]辞書も目を回すだけだもの [00:39.07]わからない [00:41.24]もしそれが痛みでも [00:44.09]共に生きられるでしょう [00:47.04]もしそれが音なら [00:50.64]伴となり唄えるわ [00:55.59]連れ出して私を虹の彼方へ [01:01.60]閉ざされて色を奪われた国から [01:07.36]花は碧 月は蒼 [01:10.62]書きとめた言葉は [01:13.09]ねえどれだけ眩しく鮮やかに [01:18.70]灰の世界を分け合える? [01:29.17]祝祭に街は飾られ綺麗 [01:34.78]傘屋に服屋にええと「あれは花屋?」 [01:39.90]寒空と看板の見えない文字の向こうにもあるのかしら世界が [01:49.39]花を選びたい [01:52.17]似合いの色の [01:54.33]もしできるのならば [01:58.63]「煌びやかな装束も目の眩むような宝石だって」 [02:03.59]なにもかもあげるわ [02:10.52]行き交う人と暮れてゆく色を知りたい [02:15.71]ひとりひとり胸に燈る色を知りたい [02:21.47]屋根の臙脂 燭の朱 [02:24.62]同じではないの? [02:26.92]ねえ教えて鉛の空! [02:33.40]神様が私の生まれたときに [02:39.61]くれた色の真白な雪が降ったなら [02:45.58]街中の誰もがただ空を見上げて [02:50.92]たった一つの色だけで [02:56.58]確かに今世界を分け合えるのに