[00:00.000] 作词 : nyanyannya [00:00.500] 作曲 : nyanyannya [00:01.00] [00:12.60]薄い心臓の襞をめくり [00:23.45]吹き寄す哀しい遠音の残響 [00:34.99]街は幸う魂流し [00:40.25]幾千の灯りが舞う [00:45.89]淡く洩る光の尾に縋り付いて [00:51.47]宵に浚われどれほど澪標 [00:57.07]掬い救えどもあえかなこの指の [01:02.59]隙間からまた命が零れてく [01:19.90]祭は囃し立てり [01:25.38]月は東に日は西に [01:31.13]入相戯れた兄弟 夜は骸 [01:36.38]泡沫より軽く儚い [01:44.84]淡く洩る光の尾を見送りて [01:50.56]独り旧い傷を雪ぐ岩清水 [01:56.18]掬い救えどもあえかなこの指の [02:01.56]隙間からまた命が零れてく [02:07.66]恒河沙ほど不幸に穿たれて [02:13.35]肺を漏る希望を離せるか [02:18.89]呼吸はうねり幾千の灯を揺らす [02:31.52]流る魂 行方に逆巻いて [02:37.03]帰れ帰れと手を引く才の華 [02:42.40]掬い零せどあえかなこの指の先にまだ命が掴めるか [02:53.63]嗚呼 夜は骸――