[00:00.000] 作词 : 桑田佳祐 [00:01.000] 作曲 : 桑田佳祐 [00:23.510]砂に煙る渋谷の駅の女と [00:27.960]出逢ったバスのロータリー [00:31.340]俺の車線に [00:32.710]割り込むバスの窓際から [00:35.740]小馬鹿にした微笑投げた [00:38.740]待ち合わせはいつも駅のホーム [00:42.740]またひとつ山手線が出てく [00:46.540]遅れる女にイラついた目で [00:50.430]悪態のひとつでもツイてやろう [00:54.370]時の流れは冷酷だよね [00:58.290]男は自惚れ女は自由人 [01:02.240]俺との思い出抱いて寝てるかい? [01:05.970]けれども電話はかかっちゃこない [01:09.810]身を削りながら生きることも [01:13.580]忘れ去られながら老いてゆくのも [01:17.480]優しい素振りや醜しい癖も [01:21.380]世間にとっちゃナンの意味もない [01:25.580]逢わせて咲かせて夢よもう一度 [01:29.270]渇いた心に命与えて [01:33.210]酔わせてイカせて [01:34.690]ダメよもう二度と [01:36.730]野暮な躊躇いも今はただ [01:40.770]ラケルの横道に埋めました [02:00.320]神が宣時代は変わり [02:04.160]答えは風に吹かれていると [02:08.010]心ブルーにこんがらがって [02:11.850]転がる石は女の如く [02:15.640]人波に押され溺れながら [02:19.420]子供らはどんな未来を描くの? [02:23.360]黒い瞳の見つめる先に [02:27.220]何が待ち受けているのでしょう? [02:31.310]あの頃夢見た場所はどんなトコ? [02:35.110]愛しい誰かの腕の中でしょうか? [02:39.020]柔肌重ねて舐る夏の夜 [02:42.730]初心な恥じらいはぼんやりと [02:46.520]暗渠に溶解け出していきました [03:07.630]宮益坂下って [03:09.480]小さな御嶽神社 [03:11.640]ラケルで [03:13.130]オムレツ [03:14.530]行ったよね [03:15.240]あったよね [03:16.340]そのあとユートピア [03:20.280]憶えてる [03:21.390]憶えてる [03:22.450]憶えてる [03:23.240]憶えてる [03:24.260]憶えてる [03:29.180]逢わせて咲かせて夢よもう一度 [03:32.850]渇いた心に命与えて [03:36.710]酔わせてイカせて [03:38.290]ダメよそんなこと [03:40.470]野暮な躊躇いも今はただ [03:44.280]深い谷底に消えました [03:48.210]大河の一滴になりました [03:52.050]黒の円熟が薫りました