[00:00.000] 作词 : 桑田佳祐 [00:01.000] 作曲 : 桑田佳祐 [00:24.16]砂に煙る渋谷の駅の [00:26.78] [00:27.81]女と出逢ったバスのロータリー [00:30.79] [00:31.80]俺の車線に [00:33.25]割り込むバスの窓際から [00:36.38]小馬鹿にした微笑投げた [00:38.37] [00:39.31]待ち合わせはいつも駅のホーム [00:42.44] [00:43.26]またひとつ山手線が出てく [00:46.32] [00:47.11]遅れる女にイラついた目で [00:50.24] [00:51.15]悪態のひとつでもツイてやろう [00:54.42] [00:55.05]時の流れは冷酷だよね [00:57.90] [00:58.78]男は自惚れ女は自由人 [01:01.68] [01:02.80]俺との思い出抱いて寝てるかい? [01:05.62] [01:06.57]けれども電話はかかっちゃこない [01:09.39] [01:10.38]身を削りながら生きることも [01:13.49] [01:14.24]忘れ去られながら老いてゆくのも [01:17.43] [01:18.07]優しい素振りや醜しい癖も [01:21.24] [01:21.97]世間にとっちゃナンの意味もない [01:25.07] [01:26.13]逢わせて咲かせて夢よもう一度 [01:29.87]渇いた心に命与えて [01:33.78]酔わせてイカせて [01:35.31]ダメよもう二度と [01:37.43]野暮な躊躇いも今はただ [01:40.37] [01:41.32]ラケルの横道に埋めました [01:46.81] [02:00.87]神が宣時代は変わり [02:03.59] [02:04.73]答えは風に吹かれていると [02:07.41] [02:08.62]心ブルーにこんがらがって [02:11.50] [02:12.41]転がる石は女の如く [02:15.38] [02:16.35]人波に押され溺れながら [02:19.36] [02:20.03]子供らはどんな未来を描くの? [02:23.27] [02:23.95]黒い瞳の見つめる先に [02:27.80]何が待ち受けているのでしょう? [02:31.21] [02:31.75]あの頃夢見た場所はどんなトコ? [02:35.82]愛しい誰かの腕の中でしょうか? [02:39.63]柔肌重ねて舐る夏の夜 [02:42.82] [02:43.37]初心な恥じらいはぼんやりと [02:47.18]暗渠に溶解け出していきました [02:53.19] [03:29.58]逢わせて咲かせて夢よもう一度 [03:33.44]渇いた心に命与えて [03:37.31]酔わせてイカせて [03:38.86]ダメよそんなこと [03:41.10]野暮な躊躇いも今はただ [03:44.02] [03:44.82]深い谷底に消えました [03:48.85]大河の一滴になりました [03:52.70]黒の円熟が薫りました