[00:17.33]七日も続いた雨は [00:23.89]霞んだ大気を遠く透かした [00:31.53]乾いた夢からめざめた朝に [00:40.32]海の声がきこえた [00:47.88]ふたり はだしで駆けだした [00:53.54]砂はやわらかく熱を帯びていた [01:01.94]空はどこまでも青く蒼く [01:09.60]夏はわたしたちのものだった [01:17.17]海と砂丘と陽炎の [01:26.27]見渡す地平にふたりだけ [01:39.77]銀河のはずれの星に [01:45.72]全ての過去を置き去ってきた [01:53.73]あなたが隣にいてくれるなら [02:02.67]なにも怖くないから [02:10.07]ふたり 手をつないで歩く [02:15.88]頬はひとりでに熱を帯びてゆく [02:23.86]海は遠くまで青く碧く [02:31.80]時はわたしたちのものだった [02:39.41]澄んだこころの奥底に [02:48.25]ふたりの永遠を見つけた [02:57.57]遠く故郷をあとにして [03:05.12]誰も知らないこの星へ [03:12.82]悲しみのないシェルターを [03:20.22]探してふたりで旅をした [03:28.31]いて座のエデン [03:31.70]砂漠に海が生まれたとき [03:35.74]恐れるものは遠くへ去り [03:41.19]静けさだけがここに残った [03:45.48] [04:45.02]いて座のエデン [04:48.43]静かな日々をくりかえして [04:52.64]夜の夢からめざめるたび [04:58.44]あなたを愛おしく思う