[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:00.000] 作曲 : ZUN [00:00.00] [00:02.00]おお [00:08.35]おお [00:13.42] [00:14.40]けして終わらぬ 螺旋を描いて [00:17.53]因果は因果 名前さえなく [00:20.60] [00:20.61]いつまででも 怨み続け [00:23.10]いつまででも 憎み続け [00:26.20] [00:26.21]嗚呼 [00:29.00] [00:36.90]教えてやろう [00:39.70]数多ある感情 それら全てを [00:43.00]ひとつひとつ消し去っていって [00:48.00] [00:48.50]そうしていつか [00:51.10]消え果てた感情 [00:52.75]その最後に残る純粋な思いとは何か [00:59.78] [01:00.41]「怒り」というのだ [01:04.20] [01:04.21]声が聞こえ来る [01:09.80]向こう岸から 呼ぶあの声 [01:15.72]その声の主を [01:21.10]誰が忘れられよう [01:26.50] [01:26.51]腕手の温もりを [01:29.51]柔肌の確かさを [01:32.23]覚えている 覚えているだろう いつまでも [01:37.38] [01:37.39]嗚呼 この世界へと [01:43.28]産声を高くあげ [01:49.33]その在った証だけを この心に刻んで [02:00.50] [02:00.51]宿す影よ 形なき影 [02:06.00]けして果てなきよう [02:11.02] [02:11.50]そう [02:11.80]   ただ消えぬ愛のその果ての思い [02:14.20]そう [02:14.60]  ただある慈の果ての思い [02:17.20]そう [02:17.50] その面影に向けさえする思い [02:20.20]そう [02:20.50]純なる思いはどこまで [02:23.12] [02:26.30]おまえが 愛しい [02:34.09] [02:35.10]おまえが 恋しい [02:42.14] [02:42.50]ーーほどに。 [02:44.80] [02:44.81]だから [02:45.80]聞かせてやろう [02:48.44]いかほども言葉をつむぐ事無く [02:51.30]ただ思いの混り気の無く [02:56.72] [02:57.00]永遠にさえ [02:59.40]辿りつくことまで叶う程にも [03:02.70]純然たる思いとは何か [03:08.01] [03:08.90]「怒り」と呼ぶのだ [03:12.70] [03:12.71]この眼の前に [03:18.10]今も立っているのに であるのに [03:23.90]触れることさえも出来ぬ幻を抱く [03:35.30] [03:35.31]袖を濡らす [03:37.00]涙ももはや渇き果てて尚 [03:40.90]泣いている 泣いているのだ いつまでも [03:46.98] [03:47.30]嗚呼 この心の中 [03:53.10]その面影の限り [03:59.20]この心のごとく お前はそう永遠に [04:09.70] [04:09.71]故に [04:10.40]この名に背負うのなら [04:15.70]純なる思いに任せては [04:21.30] [04:21.31]我が愛しきもの [04:27.00]その影でさえもう [04:32.90] [04:32.91]たとい影よ 思い果てつも [04:38.21]けして果てなきよう [04:43.66][04:43.66][04:43.66][04:43.66][04:43.66] [04:44.20]そう [04:44.49] [04:44.50]   ただ恨むために恨み続けるは [04:46.69] [04:46.70]そう [04:46.99] [04:47.00]  ただ憎むために憎み続けよう [04:49.69] [04:49.70]そう [04:49.99] [04:50.00] ただ生きるために生き続けること [04:52.80] [04:52.81]心は奈落へ堕ちても [04:55.70] [04:55.71]そう [04:55.99] [04:56.00]   奈落に咲く奈落の花のように [04:57.99] [04:58.00]そう [04:58.29] [04:58.30]  奈落で歌う奈落の歌のように [05:00.99] [05:01.00]そう [05:01.29] [05:01.30] 奈落に在って奈落に身を浸す [05:03.99] [05:04.00] [05:04.01]ただ怒りの潰えぬままに [05:06.99]