夢幻恋歌 ひぐらしの声刹那 通り雨 入道雲 何もかもがみんな まるで夢か幻か 斜陽に映る緑を揺らす風 滲んでゆく空をじっと見つめる 思い出すのは暖かな言葉たち 空っぽの心の片隅で膝抱えてる 心が定まらなくてもまた季節は巡る 過去(きのう)見た夢追いかけて見失う 未来(あした)が見えなくなってもまた歩く出せる? ボクは確かに一歩ずつ歩いてる 夕焼けの色刹那 にわか雨 虹 綿雲 お伽噺のような 空に舞い吹く恋風 想い溢れたあの夏のゆりかご すべては遠い記憶の絵空事 思い出すのは輝いていたこと 移りゆく心の狭間へと零れる涙 想いが還らなくてもまた季節は巡る あの日見た夢追いかけて手を伸ばす 未来(あした)が見えなくなってもまた歩き出せる? ボクは確かに一歩ずつ歩いてる? 渇いた夜を乗り越えまた季節は巡る いつか見た夢へと続く光辿り 未来(あした)が見えなくなってもまた見つけられる キミは確かに明日へと歩いてる 信じていいんだよ そうキミは独りじゃない