[00:17.32]旅の果て 訪れた [00:21.01]青く光る 宿り木が [00:24.72]枕そでの 子守歌で [00:27.84]眠りに誘う [00:31.50]罪のない 駆け靴が [00:34.91]花を踏みつければ [00:38.32]争いなど 望まない棘が [00:42.44]拒絶を示した [00:45.57]手にした その奇跡が [00:49.19]見せた無垢な夢は [00:52.03]ただ そのまま 美しいまま [00:55.44]もしも許されるなら [01:00.52]悴む指を絡めた 祈りが [01:07.91]救うことができるのは [01:10.76]心だけだとしても [01:14.17]見上げる空に聞こえた 叫びは [01:21.28]流れる星の歌 [01:25.27]穢れを知らぬ夢 [01:28.11]願う言葉 紡ぐ花たちの声 [01:34.93]幕を引く 雷は [01:38.34]大地を揺らす鳴き声 [01:41.75]すべて 枯れて散った花を [01:45.17]見下ろすばかり [01:48.87]理を反抗にする [01:52.00]願い 囁く声 [01:55.98]黒い土と 瓦礫の隙間に 救いを求めた [02:02.76]見つけた その光の [02:06.45]ありふれた願いは [02:09.01]嗚呼 このまま 傷つかぬまま [02:12.71]微笑みを誓えたら [02:17.55]震える指を絡めた 命が [02:25.23]この先にある定めも 打ち果たせるものなら [02:31.20]なぜか流れた涙の 記憶は [02:38.27]何時か見た悪夢と 誓う誰かの声 [02:45.06]嘆きの風 背に受けた花の歌 [02:52.16]風 虫や 鳥や 潮騒の鼓動も [02:57.86]ただ聴きながら [03:06.09]新しい 蕾 に雫が落ちる [03:12.02]小さな花が 咲いて [03:43.82]青い 宿り木は 愛しげな眼差しで [03:53.77]絡まり合った命の 螺旋が [04:01.16]ほどけぬほど結ばれた 一抹の希望なら [04:07.33]終わらぬ夜に怯えた 一人は [04:14.44]降り注ぐ光と 見上げる雲の果て [04:21.17]信じていた結末の空に羽ばたく 伸び行こう