[00:15.26]そよぐ草(くさ)の波(なみ)は 緩(ゆる)やかに [00:22.58]地平(ちへい)の果(は)て 蒼(あお)と重(かさ)なる彼(か)の地(ち)へ [00:29.96]永久(とわ)の光(ひかり)湛(たた)え 佇(たたず)むは [00:37.36]古(いにしえ)の智(ち) 唯(ただ)一(ひと)つの住処(すみか) [00:44.39] [00:44.77]人(ひと)はどこまで求(もと)め続(つづ)けるのだろう? [00:52.25]やがて女神(かみ)をも手(て)にして [00:56.89] [00:57.12]空(そら)と大地(ち)の階段(きざはし) 自由(じゆう)を知(し)るその翼(つばさ)さえも [01:10.11]封(ふう)じられたこの世界(せかい)は 偽(いつわ)りの時間(とき)を刻(きざ)んでゆく [01:25.56] [01:36.79]摘(つ)んだ草(くさ)を放(はな)ち 風(かぜ)を読(よ)む [01:44.19]少年(しょうねん)の瞳(め)は遠(とお)く彼方(かなた)を見(み)ていた [01:51.58]駆(か)け出(だ)す足(あし) 彼(かれ)が目指(めざ)すのは [01:58.97]故郷(ふるさと)の地(ち) 失(な)くした記憶(きおく)の鍵(かぎ) [02:08.73] [02:36.15]人(ひと)はどこまで罪(つみ)を重(かさ)ねるのだろう? [02:43.55]やがて歪(ひずみ)に呑(の)まれ… [02:47.31] [02:49.21]嗚呼(ああ) 深(ふか)い眠(ねむ)りの中(なか) 夢(ゆめ)に堕(お)ちたその翼(つばさ)たちは [03:03.34]出口(でぐち)のない箱庭(はこにわ)から 偽(いつわ)りの空(そら)を眺(なが)めてる [03:16.25]閉(と)ざされた階段(きざはし) 遥(はる)か海(うみ)に在(あ)る翼(つばさ)さえも [03:29.22]無力(むりょく)なままこの世界(せかい)は 真実(しんじつ)の時間(とき)を忘(わす)れてゆく [03:45.04] [03:52.68]終わり