[00:00.30]単純な言葉で君を奪いさってさあ、 [00:06.76]嬉しくなんてないくせに、 [00:09.93]愛なんてもういいって、 [00:12.42]手を伸ばした僕を蔑むように嗤ってよ。 [00:33.23]どうやってみても時間はとまんないし、 [00:37.29]正当化して傷跡を作る。 [00:41.08]飽食な時代は何を求め、難題ばかり増やしてる。 [00:48.37]孤独な時を何が満たすの? [00:51.96]効かなくなっていく抗鬱剤。 [00:55.75]あれもこれもと欲しがるけれど、 [01:00.33]そんな心だけ疼いてく。 [01:03.86]単純な言葉で君を奪いさってさあ、 [01:08.44]嬉しくなんてないくせに、 [01:11.99]愛なんてもういいって、 [01:13.92]手を伸ばした僕を蔑むように嗤ってよ。 [01:21.13] [01:27.70]炎天下の中日差しが狂いだして、 [01:31.22]どこまでだって付いてくる様で。 [01:35.30]ああもうやだなって呟きが廻る。 [01:39.10]何回目だっけか、こんな胸焼けは。 [01:43.43]そうだ、夢にしちゃえば、 [01:46.17]何も怖くなんてないだろう。 [01:50.50]流れた汗が、嘘にまみれて汚れた色を落としていく。 [01:58.23]簡単な思考回路この手で書き換えて、 [02:02.73]塗りつぶせば喜劇のようだ。 [02:06.04]そうやって重なって僕は軋んでいく、 [02:10.66]どんな心音(おと)か聴かせてよ。 [02:14.47] [02:29.19]夕闇が影を落とし、 [02:33.06]ふらついた先のアスファルト。 [02:37.13]ねえもしも明日がなくて、 [02:40.77]それでも僕は迷うのかな? [02:44.70]単純な言葉で僕達は絡まって、 [02:51.18]アリアドネの糸にも似て。 [02:54.37]愛なんてしるしがどこかにあるとして、 [02:58.76]そんなもんじゃ解(ほど)けないよ。 [03:02.47]ねぇ、思考回路この手で書き換えて、 [03:07.24]塗りつぶせば喜劇のようだ。 [03:10.33]そうやって重なって今日も軋んでいく、 [03:15.04]君の心音(おと)を聴かせてよ。