[00:00.000] 作词 : 宝野アリカ [00:01.000] 作曲 : 片仓三起也 [00:23.910] [00:51.800]わたしの短い生涯のうちで [00:56.047]何よりも光満ち深く輝いたのは [01:02.526]ひとりの画家の [01:04.660]二つの星の瞳でした [01:09.284]どれだけわたしはその光に [01:13.484]照らされたでしょう [01:16.317] [01:20.913]薔薇色の絹を 着飾るわたしは [01:29.091]三才の早春 [01:32.668] [01:35.520]初めて出逢った 長い髪の画家は [01:43.789]手にくちづけた [01:47.573] [01:57.492]泣きじゃくるたび あやすかのように [02:05.076]止まった絵筆 曲がる口髭 [02:12.161]わたしは大人しく ひとり佇む [02:19.620]薄闇が降りるまで [02:25.852] [02:26.917]五度目の冬は 銀色(ぎん)に包まれ [02:33.970]踏み出す再び 大きな絵の向こうへ [02:41.461]侍女らと共に ある日の午後が [02:48.599]幸福な永遠になる [02:54.870] [03:25.464]夜空の紺色(ブルー)を 纏って澄ました [03:32.692]淑女の少女は 八つになって [03:39.941]それでも儚く狭い世界で [03:47.319]その目だけが 広い宇宙 [03:55.622] [04:42.594]二年が行きて 赤い衣裳(ドレス)の前で [04:50.643]画家は死んだ [04:54.787] [04:57.175]人は知るでしょう [05:00.617]すべてのわたしを [05:04.857]あなたの絵の [05:09.834]中だけに [05:16.688]