[00:29.52]ほら…緩む口元から仄見える舌が翅を拡げ [00:33.77]欲晒し擦り合わせ 愛の名の下に嘘唄う [00:38.36]手招きする掌に搦み付くは牝の糸 [00:43.60]残り香を隠す様に涎塗れ [00:48.03]小さな赤い実が弾け泣き喚く様に滴る [00:52.76]蜜に欲を混ぜれば化粧 「桃色万華鏡」 [00:58.08]蕾めば死んだ芽吹く春 [00:59.97]咲き誇れば生きた躯 [01:02.67]疳の虫をあやす為に貪られた私の名は「累」 [01:08.03]命短し故に燦然 背徳の味に舌鼓 [01:13.32]芥子の紫煙と踊り目合ひ 絶望の奥に捩じ込む夢 [01:18.34]暁月夜 「今宵はここまで」と… [01:33.05]ほら…軋む喉元から仄見える声は白に濡れて [01:37.38]雨晒し擦り付けて 愛の名の下に嘘唄う [01:42.69]物言わぬ恋を愛にしましょう 針の穴に糸を通し [01:47.05]探り弄り真ん中で触れた、心鷲摑み食らい付く [01:54.26]命短し故に惨然 背徳の味に舌鼓 [01:59.04]寄せては返す水面に浮かび揺蕩う様は溺れた魚 [02:32.86]命短し故に潸然 背徳の味に舌鼓 [02:37.58]歪み捩じれて拍手喝采 此処は正に夢の現世 [02:42.38]命短し故に燦然 背徳の味に舌鼓 [02:47.15]芥子の紫煙と踊り目合ひ 絶望の奥に捩じ込む夢 [02:51.97]暁月夜 「今宵はここまで」 [02:56.95]誰彼月夜 「今宵はここから」と…