歳月は流れ 月が欠けてゆく 引き寄せられるように 想いが増す 私の願いはただひとつだけ 教えてほしい あなたの遠すぎる心の在り処 届かない言葉が宙に舞う 優しすぎる初夏の風 何にも知りもしないくせに 涙。雫。拭うように空へ運んでいった この感情に名前をつけるなら なんていうのだろう? 失って初めて気付いた切なさが加速していく 形を変えていくあの日の記憶 都合よくできてるあたまのなか 「もう一度」のその一言でさえ恐れて逃げていたんだ 錆びついた秒針の針 見つめては、ためいき空へ散る 優しすぎる初夏の風 何にも知りもしないくせに 涙。雫。拭うように空へ運んでいった この感情に名前をつけるなら なんていうのだろう? 失って初めて気付いた切なさが加速していく