[00:00.000] 作词 : マイナスP [00:01.000] 作曲 : マイナスP [00:14.95] [00:24.65]不動尊よ 我に力与え給(たま)へば [00:29.18]いざ大蛇、酒呑童子も此の庭の碁石に変えて [00:32.73]お見せしませう [00:34.07]都は地獄の如く狂乱の鬼が巣喰う [00:38.76]秩序が業火(こうか)と共に堕つのを見ているだけか [00:42.91]太古の巡りに倣(なら)い [00:47.62]我は鬼女(おにめ)を討つ [00:52.16]極彩色を浮かべた京の都に [00:56.84]其方(そなた)の影はついぞ掻き消えた [01:01.74]されど胸の内、映し出した此の文(ふみ)が [01:06.41]消えぬ限り必ずや仇(あだ)討ちして参(まい)る故(ゆえ) [01:12.31] [01:31.01]夢見の悪い明け方の紫の雨 [01:35.78]露(つゆ)と光る曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が燃へる山道 [01:39.16]獣の瞳 [01:40.58]俗世(ぞくせ)を断ち山中に身委ねし老師より [01:45.23]授かりし兜と毒酒携へていざ行かん [01:49.54]「お待ちくだされ」とぽつり [01:54.09]言の葉ひとつ浮かぶ [01:58.82]咲き乱れし物の怪(け)の宴の夜に [02:03.31]渇いた陵辱の風、響き渡る [02:08.24]あなや… [02:08.89]さりとて引く訳には行きますまいと [02:13.19]毒を盃(さかずき)に注ぐ [02:17.79] [02:35.90]其方がまだ人の子のように笑っていた頃が走馬灯のように [02:45.25]もう心根(こころね)通わせていた二人には戻れない故… [02:53.82]極彩色を浮かべた京の都に [02:58.05]其方の影はついぞ掻き消えた [03:02.85]さりとて真(なこと)の実を喰い尽くした心を [03:07.56]消さぬ限り必ずや「仇討ち」して参る故 [03:13.22]今しばし [03:14.48]