[00:12.74]埋まる 名前の 前で 立ち尽くした [00:24.49]摇らいだ 陽炎(かげろう) [00:30.32]未だに 残(こ)滓(ば)す 沙羅双樹の [00:41.44]甘さに [00:47.55]キミだけ 還るよ その指 ほどくよ [01:00.12]風船 手離すような時の 青空 たかく [01:11.77]いってしまう。 [01:15.30]わかってる。 [01:18.21]それでも、今 ボクから [01:30.80]朝に産まれて 夜を 渉りたくて [01:42.33]か細くても イイ 唄って? [01:51.31]止まれない ボクらに… [01:59.39] [02:06.79]雲の ふわりと 遊ぶ ソコに居るの? [02:18.33]浸した 裸足の 水辺に 浮かぶたびに “きえ”て [02:35.57]はぐれて [02:41.62]なみだを ぬぐった となりで 黙った [02:54.27]もう一度、逢えたとして、 [03:00.04]二度も、忘れられたら [03:05.44]留もっていたい うつむきたい [03:12.09]それでも、今 ボクから [03:24.57]明ける夜明けに 霧が晴れても [03:36.05]優しく 懐かしい 笑顔じゃ言えない [03:47.20]「サヨナラ。」 [04:00.72] [04:17.29]朝に産まれて 夜を 渉りたくて [04:28.76]賴りなくて イイ 唄って? [04:37.72]止まれない ボクらに [04:45.98]唄って? [04:52.12]ボクらに… [05:00.52]