[00:00.00]作曲:kalic [00:00.05]作词:kalic [00:00.50] [00:14.04]雨上がり夜更けの国道 [00:16.66]アスファルトの埃の匂いに眩暈を覚えて [00:25.13]一寸先の闇は重く [00:27.99]芥の山に投げ捨てた心が哭いている [00:35.63]不確かな未来なら確かに此処に在る [00:41.38]浅い眠りに溶けて [00:46.41]明けない夜 その姿を重ねるたび [00:53.90]傷痕が爛れてゆく [00:57.50]この痛みもいつかはまた忘れてゆくもの [01:04.40]無情なる月明かりが眩しい [01:12.72] [01:35.07]両手で抱えきれないほど [01:38.02]理想という名の妄想に酔い現在を見失う [01:46.26]哀しみと淋しさに溺れ明日を憂いていたって [01:51.51]朝日は昇る筈もないのに [02:02.65] [02:19.10]錆付いた街灯 歪んだ白の灯りに [02:25.03]冷たく心ごと照らされて [02:30.38]群れを失った烏が鳴いている [02:35.77]色を無くした明日を待って [02:43.71]夜空は泣き 心濡れて [02:48.69]月は烟り 搔き暗す意識儚く [02:54.73]風は踊り 熱は軈て奪われてゆく あなたに [03:03.04]届かなくて その姿が重なるたび [03:10.40]心は居場所を失くし [03:14.08]遠い明日を叫ぶ声も掻き消されて [03:19.94]またこの虚しさだけが闇に溶けてゆく [03:32.56]