[00:32.97]灼けつく砂を散らして [00:40.04]大地を鳴らすのは [00:47.17]忘れかけた恵みのスコール [00:54.70]幾千の鏃を降り刺す [01:09.03]稲妻雲の狭間で [01:15.80]途絶えず駆け巡り [01:23.19]震えながら伸ばした手は [01:30.40]閃光に弾かれて [01:36.63]わたしが戦い続けてきた [01:43.38]サバンナは小さな箱庭 [01:50.72]遠くであざやかに羽ばたく音 [01:57.90]気づいたの [02:00.47]あれはこのドアの向こう [02:28.09]耐えるものを叩きながら [02:31.45]降り注ぐ雨と [02:34.95]芥すべて飲み込んで [02:37.99]流れる大河 [02:42.45]荒ぶる大地は果てしなく [02:49.41]風が誘う空へ [03:22.18]雨上がりの草原には [03:30.20]陽射しの中跳ねるガゼル [03:37.07]ゼブラの群れが [03:40.97]導く遥かな旅の途中には [03:48.67]わたしの箱庭も続いてる [04:01.72]光の中で [04:18.48]ざわめく地平線から [04:25.46]聞こえるあのメロディ [04:32.64]遠い記憶滾る心 [04:40.32]新しい陽が昇る [04:46.33]大きなアカシアの樹の下で [04:53.39]夜明けを待ち続け泣いた日 [05:00.36]たたんだ翼を広げた今 [05:07.88]飛び立つわたしは [05:12.64]サバンナの疾風