[00:00.000] 作词 : 40㍍P [00:00.020] 作曲 : 40㍍P [00:00.040] [00:10.626] 時計台のある街に、歌うことが大好きな [00:16.950] 少年が住んでいました。 [00:22.759] 弱虫な少年は、自分の声に自信が持てず [00:30.324] 人前で歌うことができません。 [00:37.199] [01:03.588] それを見た博士は毎晩眠りもせず、 [01:10.946] 少年のために作ります。 [01:17.215] コトバとメロディーを 教えるだけで、ほら。 [01:24.379] 思い通りに歌う魔法のロボット。 [01:30.572] 「キミが作った音楽をワタシが歌い上げるよ。」 [01:37.025] 目を丸くした少年は おそるおそる、ボタンを押しました。 [01:47.791] 少しだけ不器用な声だけど、 [01:54.272] 夜空に響いたその声は [02:00.956] 確かに少年の心に届いていました。 [02:10.750] 届いていました。 [02:15.035] [02:27.993] その日から少年は 毎晩眠りもせず、 [02:35.433] ロボットのために作ります。 [02:41.583] コトバとメロディーを教える度に、ほら。 [02:48.894] 幸せそうに歌う魔法のロボット。 [02:55.021] 「僕が作った音楽を誰かに聞いてほしくて」 [03:01.494] 目を光らせた少年は おそるおそる、ボタンを押しました。 [03:12.276] 少しだけ不器用な声だけど、 [03:18.786] 世界中に響いたその声は [03:25.540] 確かに人々の心に届いていました。 [03:35.290] 届いていました。 [03:39.793] [03:49.554] 「いつまでもキミの歌を…。」 [03:56.377] いつしか季節は過ぎ去って、 [04:02.776] 少年も大人になりました。 [04:09.639] あの時、教えてくれた歌。 [04:16.105] ワタシは今でも覚えているから。 [04:22.859] 少しだけ不自然な声だけど、 [04:29.952] 夜空に響いたこの声は [04:36.556] 今でもキミのその心に届いていますか? [04:46.392] 届いていますか? [04:50.004] 「ワタシの歌声、聞こえていますか」 [04:58.915]