ミニドラマ ~黒子&青峰~ 黒子:うん~ 青峰:おッ? 黒子:うん? 青峰:よーテツ。 黒子:青峰君。 青峰:お前もバッシュ買いに来たのか? 黒子:はい。青峰君もですか? 青峰:まーな。新しいモデルが出たからとりあえず見になぁ。 黒子:そういえば、青峰君はバッシュを集めるのが趣味でしたね。 青峰:ああ。趣味と言われれば趣味かぁ。あ、あった。へ~うん。う~ん。なるほど。 黒子:どうですか? 青峰:あ。いい感じだな。 黒子:履いてみますか? 青峰:う、そうだな…って!お前は店員かっ! 黒子:いえ、客ですが。 青峰:いや… 黒子:何が? x青峰:なんでもねえよ!てか変わんねえなお前は。それよりテツ、お前はどれにすんだ? 黒子:実は、この2つで迷ってたんです。 青峰:あ?どれ?あ…うん… 黒子:どうですか? 青峰:こいつも悪くねえけど、テツにはこっちの新作の方が合ってんじゃねぇかな。まっ、とりあえず履いてみろょ。 黒子:はい! 黒子:ありがとうございました。履き心地はどちらも悪くなかったんですけど、青峰君のアドバイスのおかげで、違いが分かって選びやすかったです。いい買い物ができました。 青峰:フン。いいって。ついでだついで。 黒子:でも、青峰君はなんで同じ物を2つ買ったんですか? 青峰:同じじゃねぇ。色違いだ。 黒子:は~。でも同じバッシュですよね? 青峰:だから同じじゃねぇんだって!たーくさつきみてーなこと言ってんじゃねぇよ! 黒子:桃井さん…ですか? 青峰:買いもんについてきたと思ったら、「同じもんばっか買って無駄遣いすんな」とかピーピーうるせーし。 黒子:中学の時、幼馴染を放っておけないって言ってました。 青峰:フン。勝手なこと言いやがって。お節介なんだよ!あいつは昔から。 黒子:でも、青峰君のことを、一番よく知っている桃井さんが一緒になると、桐皇は本当に脅威です。 青峰:フン。なんだテツ?オレに勝つ気で言うのか? 黒子:…はい! 青峰:ハッ!お前のバスケじゃオレには勝てねえよ。火神がいたって同じことだ。あいつの光は淡すぎて、お前の力を引き出せねぇ。オレに勝てるのは、オレだけだ。 黒子:確かに。今のボクや火神君では、まだ青峰君に勝つことはできないかもしれません。けど諦めません!ボクは変わります。そして、ボクの新しいバスケで、青峰君にかって見せます。 青峰:ハッハハッ!まっ、せいぜい退屈だけはさせないでくれよ!待ってるぜ、テツ。