[00:03.65]黒子:うん~ [00:08.09]青峰:おッ? [00:09.71]黒子:うん? [00:11.82]青峰:よーテツ。 [00:13.16]黒子:青峰君。 [00:14.86]青峰:お前もバッシュ買いに来たのか? [00:16.49]黒子:はい。青峰君もですか? [00:18.74]青峰:まーな。新しいモデルが出たからとりあえず見になぁ。 [00:24.20]黒子:そういえば、青峰君はバッシュを集めるのが趣味でしたね。 [00:28.70]青峰:ああ。趣味と言われれば趣味かぁ。あ、あった。へ~うん。う~ん。なるほど。 [00:41.25]黒子:どうですか? [00:42.04]青峰:あ。いい感じだな。 [00:44.61]黒子:履いてみますか? [00:46.69]青峰:う、そうだな…って!お前は店員かっ! [00:50.21]黒子:いえ、客ですが。 [00:51.86]青峰:いや… [00:53.79]黒子:何が? [00:54.45]x青峰:なんでもねえよ!てか変わんねえなお前は。それよりテツ、お前はどれにすんだ? [01:03.19]黒子:実は、この2つで迷ってたんです。 [01:06.59]青峰:あ?どれ?あ…うん… [01:12.72]黒子:どうですか? [01:14.49]青峰:こいつも悪くねえけど、テツにはこっちの新作の方が合ってんじゃねぇかな。まっ、とりあえず履いてみろょ。 [01:22.49]黒子:はい! [01:27.75]黒子:ありがとうございました。履き心地はどちらも悪くなかったんですけど、青峰君のアドバイスのおかげで、違いが分かって選びやすかったです。いい買い物ができました。 [01:39.40]青峰:フン。いいって。ついでだついで。 [01:42.96]黒子:でも、青峰君はなんで同じ物を2つ買ったんですか? [01:47.20]青峰:同じじゃねぇ。色違いだ。 [01:50.77]黒子:は~。でも同じバッシュですよね? [01:54.33]青峰:だから同じじゃねぇんだって!たーくさつきみてーなこと言ってんじゃねぇよ! [01:59.87]黒子:桃井さん…ですか? [02:02.55]青峰:買いもんについてきたと思ったら、「同じもんばっか買って無駄遣いすんな」とかピーピーうるせーし。 [02:09.43]黒子:中学の時、幼馴染を放っておけないって言ってました。 [02:13.58]青峰:フン。勝手なこと言いやがって。お節介なんだよ!あいつは昔から。 [02:19.35]黒子:でも、青峰君のことを、一番よく知っている桃井さんが一緒になると、桐皇は本当に脅威です。 [02:27.98]青峰:フン。なんだテツ?オレに勝つ気で言うのか? [02:33.67]黒子:…はい! [02:34.71]青峰:ハッ!お前のバスケじゃオレには勝てねえよ。火神がいたって同じことだ。あいつの光は淡すぎて、お前の力を引き出せねぇ。オレに勝てるのは、オレだけだ。 [02:54.64]黒子:確かに。今のボクや火神君では、まだ青峰君に勝つことはできないかもしれません。けど諦めません!ボクは変わります。そして、ボクの新しいバスケで、青峰君にかって見せます。 [03:12.49]青峰:ハッハハッ!まっ、せいぜい退屈だけはさせないでくれよ!待ってるぜ、テツ。