[00:02.76]大体もう僕の事が わかりきってしまうの [00:06.52]こんなこんな長い線路の最果て [00:10.51]青空思い出して 電池の切れそうな藍じゃないけどさ [00:16.50]全然もう 泣いたりしないよ [00:19.90]一人ぼっちでいいよいいからさ [00:23.63]かわりにこの終点に 夏を教えてくれ [00:43.64]「鉄塔の電線が影を落としたら [00:51.42]もう僕らは帰らなきゃいけなくて [00:57.62]街灯が付いたなら君は小走りで [01:04.43]また明日なんて当たり前だよ」 [01:11.65]夏はきっと切なくて 夏はきっと寂しくて [01:18.34]だけど全部だけど全部忘れたくないんだろう [01:25.37]僕がずっと漂って もしも藍色の星についたなら [01:33.23]君が待ってる気がしてる [01:53.96]大体もう君の事を 覚えきってしまうよ [01:57.74]こんなこんな長い線路じゃ仕方ない [02:01.73]君は何のため 電池の切れそうな僕の手を引くのさ [02:09.11]暇つぶしなんて そこまで薄情じゃないよ [02:14.52]さっきの続きを話してよ [02:17.57]君が愛おしい夏の [02:21.17]「風鈴の演奏が虫の声に溶けて [02:28.84]もう僕らは眠らなきゃいけなくて [02:35.08]蛍光灯消した後 君の手をとって [02:42.00]窓から抜けだして 秘密基地へいこう」 [02:48.91]夏はきっと儚くて [02:52.27]だけどずっと愛おしくて [02:55.67]だから全部だから全部かばんに詰め込んだんだろう [03:02.65]君が聴いた蝉の声 もしも最果ての星についたなら [03:10.57]誰かに話しておくとしよう [03:17.23]ずっと前の前の前の事みたいだ [03:20.87]偽物ばっかの星で僕は [03:25.30]君に出会ってるような [03:30.59]気がしたのさ [03:45.64]きっと泣いていた [03:48.82]ずっとそこに居て [03:51.42]夏をずっと抱きしめていた [03:54.89]だから全部だから全部思い出せないんだろう [04:01.80]二人きりの夏だったんだ [04:05.26]君の笑顔だって泣いた夜もまだ [04:09.77]何一つ僕は [04:13.23]思い出せないよ [04:16.64]二人で覚えておいたから