[00:00.00]作词：秋田ひろむ
[00:00.05]作曲：秋田ひろむ
[00:00.10]
[00:27.87]僕が死のうと思ったのは
[00:34.05]ウミネコが桟橋で鳴いたから
[00:39.58]波の随意に浮かんで消える
[00:45.04]過去も啄ばんで飛んでいけ
[00:49.16]
[00:50.97]僕が死のうと思ったのは
[00:56.32]誕生日に杏の花が咲いたから
[01:02.26]その木漏れ日でうたた寝したら
[01:07.74]虫の死骸と土になれるかな
[01:11.87]
[01:14.18]薄荷飴 漁港の灯台
[01:16.79]錆びたアーチ橋 捨てた自転車
[01:19.60]木造の駅のストーブの前で
[01:22.60]どこにも旅立てない心
[01:25.52]今日はまるで昨日みたいだ
[01:28.19]明日を変えるなら今日を変えなきゃ
[01:31.19]分かってる 分かってる けれど
[01:37.35]
[01:39.57]僕が死のうと思ったのは
[01:44.74]心が空っぽになったから
[01:50.30]満たされないと泣いているのは
[01:56.43]きっと満たされたいと願うから
[02:00.80]
[02:24.73]僕が死のうと思ったのは
[02:31.22]靴紐が解けたから
[02:36.73]結びなおすのは苦手なんだよ
[02:42.24]人との繋がりもまた然り
[02:46.47]
[02:47.94]僕が死のうと思ったのは
[02:53.97]少年が僕を見つめていたから
[02:59.45]ベッドの上で土下座してるよ
[03:05.03]あの日の僕にごめんなさいと
[03:09.19]
[03:10.68]パソコンの薄明かり
[03:13.95]上階の部屋の生活音
[03:16.82]インターフォンのチャイムの音
[03:19.68]耳を塞ぐ鳥かごの少年
[03:22.58]見えない敵と戦ってる
[03:25.26]六畳一間のドンキホーテ
[03:28.18]ゴールはどうせ醜いものさ
[03:34.40]
[03:36.52]僕が死のうと思ったのは
[03:42.14]冷たい人と言われたから
[03:47.36]愛されたいと泣いているのは
[03:53.54]人の温もりを知ってしまったから
[03:58.26]
[04:22.11]僕が死のうと思ったのは
[04:28.24]あなたが綺麗に笑うから
[04:33.66]死ぬことばかり考えてしまうのは
[04:39.18]きっと生きる事に真面目すぎるから
[04:44.06]
[04:45.09]僕が死のうと思ったのは
[04:50.57]まだあなたに出会ってなかったから
[04:56.24]あなたのような人が生まれた
[05:02.20]世界を少し好きになったよ
[05:07.93]あなたのような人が生きてる
[05:13.76]世界に少し期待するよ
[05:21.25]