[00:00.000] 作词 : Neru
[00:00.025] 作曲 : Neru
[00:00.50]
[00:16.04]手足二つずつ生えている程度じゃ 愛せるものも二、三で  それが
[00:21.41]バカみたいに増えていくようだと 捨ててかなきゃいけないね
[00:26.39]だから沢山愛せるようにと 意地汚いこの僕は ある日
[00:32.27]不器用な自分を愛するのは 止めにすると決めたんだ
[00:37.12]僕は
[00:38.65]
[00:47.72]神様から授かったこの生命を 母から受けた生命を 僕は
[00:53.13]人並みには使えもしないので 今朝のゴミに出しました
[00:58.74]誰にも期待なんてされずに いよいよ開演を迫られて
[01:04.20]ついに幕を開けた人生劇場 客もいないままに
[01:09.00]かなしみのなみにおぼれる
[01:22.23]
[01:29.75]どうもこの心は重症らしいが 市販薬も効かねえし  それに
[01:35.63]恥ずかしながらこの生活では 医者に頼る金もない
[01:40.54]だからぽっかり開いた傷口は 疾うの昔に爛れて  ある日
[01:46.36]傷口から垂れてた虚しさが ゲロ吐くように溢れた
[01:51.26]教室の隅で読書をする 凛とした長髪のあの子は
[01:56.89]僕が恋してると囃し立てられて いじめに遭いました
[02:01.61]かなしみのなみにおぼれる
[02:14.91]
[02:16.89]始発の小田急が毎朝僕を 怒鳴りつけては
[02:21.92]飛び起きた僕の一日を今日も 轢き殺してく
[02:27.31]生きるために 食べるために 大事な物を売り過ぎたようで
[02:33.07]いつまで経ってもこの大きな穴は 湛えられやしない
[02:38.07]かなしみのなみにおぼれる
[03:08.94]