[00:00.000] 作词 : くじら [00:01.000] 作曲 : 田中隼人 [00:12.246] 昔の話をしようか [00:17.976] つやのない布にくるまれた [00:24.344] 正しいかたちを掴めない [00:30.450] 手垢のついた言葉を [00:36.154] ゴミ捨て場で眺めてる [00:42.634] また今日がはじまってゆく [00:47.724] [00:48.028] 心ひとつだけで息をするから [00:54.221] 両手で包んで、誰のものでもない [01:00.476] 70幾億かの朝が来るまで [01:06.543] 静かに見える夜にのめり込んでく [01:13.160] 淡い桃色に濃い青空が溶けて見えた場所で [01:27.553] [01:28.354] 日を追うごとに枯れてく [01:34.129] ひとひら 幸せの花弁 [01:40.272] 日々を呑み込んでゆくような [01:46.197] 流れと逆側に [01:52.350] 向かう人だけが知ってる [01:58.656] 無常とも言えないほどの [02:03.198] [02:03.899] 心ひとつだけで息をするから [02:10.432] 両手で包んで、誰のものでもない [02:16.533] 70幾億かの朝が来るまで [02:22.198] 静かに見える夜にのめり込んでく [02:29.024] 淡い桃色に濃い青空が溶けて見えた [02:40.323] [02:41.050] はらり 薄紅の春 [02:44.173] じわり 湿る夏の夜も [02:47.293] からりと乾いた秋空も [02:53.023] 銀色 冬の朝も [02:56.596] 変わらない 君だけの命の詩を [03:05.625] [03:08.008] ふいにしたあの匂いで [03:13.735] 開いた箱には溶けかけた [03:20.876] [03:21.759] 氷菓子が一つあるだけだよ [03:27.752] 君はもうとうにそこを超えてる [03:33.839] 振り返るよりも揺らいだならば [03:39.828] 今あなたは何で立っている? [03:46.413] ここまで生きられた証を紡いでゆけ [03:55.119] 今もここで