[00:00.36]君のいる世界で笑ったこと、 [00:04.10]君の見る未来を恨んだこと、 [00:06.78]君の声、温もり、態度、愛のすべてが… [00:38.21]海街、赤錆びた線路沿い 二人、「幸せだ」って嘘ついて [00:43.81]くしゃくしゃに笑う顔、繋いだ手 遠くの島、朝焼け [00:49.29]愛しきれない君のこと、つられて泣く私も弱いこと、 [00:54.49]代わりなんてないって、特別だって 許し合えた日も [00:59.49]もう二人に明日がないことも [01:04.85]ただ、ずっと。 そう、ずっと隠してしまおう。 [01:10.65]残される君に届くただひとつを [01:16.64]今でも、探してる。 [01:20.42]「元気でいますか。」「笑顔は枯れてませんか。」 [01:26.04]「他の誰かを深く深く、愛せていますか。」 [01:31.33]ずっと来るはずない君との日を願ったこと [01:38.63]鍵かけて。 [01:49.76]三日月島、陰る渚鳥 ツタに飾られた教会裏で [01:56.08]また子供じみた約束しては 逃げ出す話をしよう。 [02:01.76]誰も満たされないよりも 望んだ最後だけ温める [02:06.70]怖い夢を見ただけの私にそうであったように。 [02:11.74]許すだけでも、耐え抜くだけでも [02:17.04]ただ、きっと。 そう、きっと誰も変われないこと。 [02:22.94]傷付けない弱さが生きられないほど [02:29.39]大きく育ったの。 [02:32.42]覚えていますか、初めて会ったことも、 [02:37.77]君の嘘も、甘えも、弱さも、流してゆくような [02:44.48]この朝焼けであの日のように君はまた [02:50.63]素敵に変わってゆく [02:52.47]愛を歌った 大地を蹴った 今、「最低だ」って殺した最後も [02:57.83]不完全だって不確かになって ほら蹴っ飛ばして、ないや。 [03:02.83]歳月が巡って 声を辿って また生まれ変わったら [03:07.72]真っ先に君に会いに行こう。 [03:30.96]愛していました。 最後まで、この日まで。 [03:36.51]それでも終わりにするのは私なのですか、 [03:41.89]君の幸せな未来を、ただ、願ってる。 [03:50.74]君のいる世界で笑ったこと、 [03:53.55]君の見る未来を恨んだこと、 [03:56.15]君の声、温もり、態度、愛のすべてに [04:02.13]さよなら。