泣きながら微笑んで - - -矢吹奈子- - - 差し出したサヨナラを 掌(てのひら)で包んでくれた やさしさが脈を打って 暖かくなる 風に舞う粉雪は 愛しさのように 溶けてしまうなら ずっと このままで.. 泣きながら微笑んで あなたを見送りましょう 何度も立ち止まって 心配そうに 振り返るけれど... 泣きながら微笑んで 一人に慣れるまでは ここから まだ 動けなくて そっと 手を振り 小さくなる思い出の 近くにいたい - - -明石奈津子- - - 強がりと泣き虫が この胸で喧嘩をしてる 聞き分けのいい未来が 間に入る 木の枝(えだ)にうっすらと 粉雪が積もり それでも消えない 愛のその重さ どうすればいいのでしょう? こんなに切ない時... 傘なら 差してるのに 頬をつ伝う 悲しみの雫(しずく) どうすればいいのでしょう? 心が震えている 一番 そう 大事な人 別の道へと 歩いて行く足跡が教えてくれる - - -合唱- - - 泣きながら微笑んで あなたを見送りましょう 何度も立ち止まって 心配そうに 振り返るけれど... 泣きながら微笑んで 一人に慣れるまでは ここから まだ 動けなくて そっと 手を振り 小さくなる思い出の近くにいたい - - -矢吹奈子- - - 小さくなる思い出の近くにいたい