[00:04.50]ひとりで悩んでいると 余計なことも心配で [00:12.65]真夜中の街に飛び出した 行くあてなんかない [00:20.80]どんなに速く走っても どんなに遠く離れても [00:28.50]"そいつ"はいつでも先まわり 逃げられないよ [00:36.90]その夜のことを君に伝えたら ひとこと [00:44.64]「この本を読み終えるまでは邪魔をしないで」 [00:54.61]君にとって僕は 図書室の本とおんなじで [01:02.55]君には関係ない 「どこか誰かの物語」 [01:10.58]君にとって僕は 図書室の本とおんなじで [01:18.54]なくても 別にかまわない [01:22.54]ありふれたよくある話なのかな [01:42.90]ひとりで考えていると 悪い方にどんどん転ぶから [01:50.57]夕暮れの街に飛び出した ゆくあてもないけど [01:58.63]偶然街の図書室で 君の姿を見つけた [02:06.52]元気がなさそうに見えるけど どうしたのかな [02:14.85]落ち込む君にかける 言葉見つからない僕に [02:22.70]「どうせ私の悩みなんか どうでもいいんでしょう」 [02:32.54]僕にとって君は 図書室の本とおんなじで [02:40.52]紋切り型の悩みを持つ ひとりの [02:48.58]僕にとって君が 図書室の本とおんなじに [02:56.57]なるのはさみしいからさ 教えてよ 君の悩みのひとつを [03:21.00]「なんとかなるよ」と 他人には楽に言えるのは [03:28.50]苦しい思いをするのが自分じゃないからだ [03:36.60]僕にとって 僕がそしてきみにはきみだけが [03:44.67]投げ出すことのできない [03:48.50]たったひとつのものがたり なんだね