福寿草 何もない 部屋で一人 静かな音が 突き刺さる あなたにも わかるでしょ 私の心が あ 少しだけ 揺れている 小さな声で 呟いた あなたにも 見えるでしょ 私の心が あ いつの間に 通り過ぎていく わかっていたけど あ 繰り返す 季節だけ いつも側にいて欲しくて 胸に咲いた あ 変わっていく悲しみを 私はどう乗り越えた だろう 寂しくはないと 言い聞かせて 戸惑っても追いていかれないように 大切な ガラクタ達に 白い翼えていく 何わぬ 顔で放り投げて 明日は一度きり じゃないから あ 何もない 部屋で一人 夜空の 星を見上げていた あなたにも 見えるでしょ 私の心が あ 時間は巻き戻せない事 わかっていたけど あ 変わらずに いられるのなら 泣き虫で 染められた日々も 咲き誇った 福寿草 あ 頬を伝う この涙を 私はどう受け止めたらいい ありふれた 言葉を重ねて 離れて も忘れられないように 寂しげな街の灯りに 甘い魔法が かかっていく 臆病な心を開いて 明日は一度きり じゃないから あ いつの間に 通り過ぎていく わかっていたけど あ もしも願い 叶うのなら いつも側にいたい 幸せのひと欠片 もう 恐れないよ あ 鳴り響く祝福を 私はいつ気づけた だろう 雨上がりの道照らして 手探りで 立ち止まらないように 新しい世界の中に 淡い不安が 溶けて行く 泥だらけの服着替えて 明日は一人きり じゃないから あ