[00:43.36](メカクシコード)希望の消えた世界は 太りすぎてちょっとも飛べない。 [00:48.03]依然僕にマチガイを インポートする。 [00:52.68]ズボンの裾伸びきって iPodのコードが揺れる [00:58.77]イヤホンをあてがって とりあえずはフード被っておけば問題ないや。 [01:04.86] [01:04.96]「目隠し完了。」 いつもどおり 視えない現状。 [01:08.67]非常灯 赤く光れば またシュールな景色になる。 [01:13.66] [01:14.05]案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて [01:19.09]生涯不安症な君と 明日へ先に 行けそうかもね。 [01:24.27]「さぁさぁ、なんかないものか。」と ユレ気味にビートを刻めば [01:29.59]そうそう悪いもんじゃあないさ。 まぁ、飽きないうちは。 [01:35.29] [01:35.50] [01:35.84] [01:55.85](カゲロウデイズ)8月15日の午後12時半くらいのこと [02:01.39]天気が良い [02:05.10]病気になりそうなほど眩しい日差しの中 [02:11.10]することも無いから君と駄弁(だべ)っていた [02:14.34] [02:14.47]「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら [02:20.01]君はふてぶてしくつぶやいた [02:24.22]あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて [02:29.52]飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機 [02:33.86] [02:33.99]バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ [02:38.72]血飛沫(しぶき)の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った [02:43.70]嘘みたいな陽炎(かげろう)が「嘘じゃないぞ」って嗤(わら)ってる [02:48.59]夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ [02:52.59] [02:52.72] [02:52.85] [02:52.93](ヘッドフォンアクター)ざわめき出す悲鳴合唱を [02:55.88]涙目になってかすめる10秒 [02:58.20]疑いたいけど誰がどうやっても [03:00.55]終わらない人類賛歌 [03:02.51] [03:02.64]「駆け抜けろ,もう残り1分だ。」 [03:04.92]その言葉ももう聞こえない位に [03:07.71]ただ目指していた丘の向こうは [03:10.01]すぐ目の前に [03:12.54] [03:12.65] [03:12.83] [03:13.30](空想フォレスト)なんて妄想なんかして外を眺めていると [03:18.42]突然に聴こえてきたのは喋り声 [03:23.75]飲みかけのハーブティーを机中に撒き散らし [03:28.97]「どうしよう…」とドアの向こうを見つめました。 [03:32.71] [03:32.89]「目を合わせると石になってしまう」 それは両親に聞いたこと [03:40.02]私の目もそうなっている様で [03:44.91]物語の中なんかじゃいつも怖がられる役ばかりで。 [03:50.66]そんなこと知っている訳で。 [03:55.28] [03:56.06]トントン、と響きだしたノックの音は初めてで [04:02.15]緊張なんてものじゃ足りないくらいで。 [04:07.11]ねぇねぇ、突飛な世界は想像しているよりも [04:12.57]実に簡単にドアを開けてしまうものでした。 [04:17.80] [04:17.95] [04:18.11] [04:18.35](コノハの世界事情)枯れる太陽の音 蒸せる炎天下の目 [04:22.53]夏バテした世間に はじき出された様な [04:27.54]蝉の声がもう鳴り響き始めても [04:30.91]ユラユラ揺れる 透ける身体じゃ 伸ばした手も届かなくて [04:35.30] [04:36.00]期待ハズレの視界の先で 秒針はふざけて立ち止まって [04:40.76]踏み潰される未来を 反対車線で見ていた [04:45.04]機械仕掛けの世界を抜けて 木の葉の落ちる未来の風景へと [04:49.64]君の目で [04:50.92] [04:51.05]嗤わらう日差しはどこかに消えて 8月は何度でも過ぎ去って [04:56.07]「また来年だね」と笑いあう そんな未来なら? [05:00.53]期待ハズレの世界の隙間 予報外れの雨が降ってきた [05:04.97]その時に その時に [05:07.82] [05:08.03] [05:08.19] [05:11.64](如月アテンション)・・・こんなんじゃもういけないね 歓声が聞こえてるでしょ? [05:16.60]夢見てた風景に 気付いたらもう出会っていて [05:20.88]「散々」なら変えたいな 一人じゃないよ [05:25.72]さぁ かっこつけないような言葉で [05:29.71] [05:30.21]あぁ、なんだかいけそうだ! 心臓が弾けちゃうほど [05:35.49]溢れ出しそうなので 奪っちゃうよ!? 奪っちゃうよ!? [05:40.00]伝えたいこと詰め込んだ そんな「夢」から [05:44.84]もう目を離さないで さぁさぁ、明日も スキップで進もう!! [05:50.04] [05:50.19] [05:50.35] [05:50.53](チルドレンレコード)「お先にどうぞ」って舌を出す 余裕ぶった無邪気な目 [05:55.29]「ほら出番だ」パスワードで 目を覚ましたじゃじゃ馬は止まらない [06:00.43]もう夜が深くなる 「オコサマ」なら燃える延長戦 [06:04.30]逆境ぐあいがクールだろ? 寝れないねまだまだ ほら早く!早く!! [06:09.47] [06:09.60]イン・テンポで視線を合わせて ハイタッチでビートが鳴り出せば [06:13.91]考えてちゃ遅いでしょう? ほらノっかってこうぜ [06:18.01]ワンコードで視線を合わせて ぶっ飛んだグルーヴが渦巻けば [06:23.19]冗談じゃない見えるはず そのハイエンドの風景の隙間に [06:27.52] [06:27.68]さぁどうだい、この暑さも すれ違いそうだった価値観も [06:31.65]「悪くないかな」 目を開き、手を取り合ったら [06:36.87]案外チープな言葉も 「合い言葉だ」って言い合える。 [06:41.00]少しだけ前を向ける [06:45.52] [06:45.91]少年少女、前を向く 揺れる炎天すら希望論だって [06:50.43]思い出し、口に出す 不可思議な出会いと別れを [06:55.26]「ねぇねぇ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」 [06:59.63] [07:00.41]合図が終わる [07:01.43] [07:01.66]少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって [07:06.16]「ツカミトレ」 「ツカミトレ」と 太陽が赤く燃え上がる [07:10.83]さぁさぁ、コールだ。最後にしよう 最善策はその目を見開いた [07:15.61]オーバーな妄想戦線 感情性のメビウスの先へ [07:20.63] [07:20.76] [07:20.92] [07:21.10](夜咄ディセイブ)「単純に理想叶ったとして、 [07:24.26]一人ぼっちじゃこの世は生きていけない」 [07:28.13]「それも嘘?」 「いやいや、本心だよ?」 [07:31.50]崩れそうな脳が『NO』で満ち満ちていく [07:35.34] [07:35.57]「オーマイダーティ!もっと聴いて!」 [07:37.45]僕の心を 我が儘を この嘘を 本物を [07:42.73]「寂しいよ」なんて言った 僕は変わらない [07:46.57]ニヤけそうな程、常々呆れてる [07:49.60] [07:49.73] [07:49.86] [07:50.20](ロスタイムメモリー)「聡明」なんかじゃ前は向けない 理由が無いから腐って行く [07:55.27]巻き戻ってくれれば良いのにな [07:58.35]何年経っても僕は死なない 希望論ばかりを唱えている [08:04.44]当然今日も君は居ないのにさ [08:07.49] [08:07.78]「構わない、死ねよ、死ねよ」って手首を握って、ただ呪って [08:13.32]何も出来ないでただ、のうのうと人生を貪った [08:17.92]「夏が夢を見せるのなら、君を連れ去る前へ」なんて [08:22.38]照れ隠しした日々が空気を照らして脳裏を焦がしていく [08:26.88] [08:27.35]18歳になった少年 また何処かで待っていたんだ [08:31.84]カゲボウシ 滲む 姿を思い出して [08:36.57]炎天下に澄んだ校庭 笑っていた君が今日も [08:41.27]「遊ぼうよ」って言ってユラユラ揺れた [08:45.27] [08:45.53] [08:45.87] [09:03.58](オツキミリサイタル)「もう、どうやったって無駄かもな」 [09:07.23]泣きそうな顔 見ていた [09:09.66]「諦めないでよ」みたいな [09:11.94]言葉じゃ 全然足りない! [09:14.52] [09:14.68]「そしたらもっと元気を出さなきゃ、 [09:16.93]明日も眩んじゃう!」って [09:19.38]君を連れ出していく [09:21.24]無理矢理かなぁ [09:23.09] [09:24.19]日差しにブルーになる [09:26.41]君のこと やっぱ正直心配だ [09:29.26]瞳が潤んでいく [09:31.29]「弱虫な僕には、ダメだよきっと・・・」 [09:36.15] [09:36.28]だけど信じる、君だから。 [09:39.29]真っすぐ前を向いて? [09:42.32]ホントにダメな時は、 [09:44.33]君の心を支えてあげる。 [09:46.47] [09:46.65]『いっそ』なんて諦めちゃ [09:49.37]絶対ダメだから [09:51.67]ねぇ、一緒に進もう? [09:54.12]『独りぼっち』を壊しちゃおう、ほら! [09:57.18] [09:57.31] [09:57.49] [09:57.65](アヤノの幸福理論)「茜色、お願い。 [10:01.83]これ以上、誰かの未来を壊さないで」 [10:09.80]泣きながらまた、考える [10:14.79]笑顔に隠したまま [10:19.83] [10:20.72]「赤目色、それが私なら [10:25.84]誰かの未来を 救えるかな」 [10:32.24]不器用で、情けない [10:37.30]独りぼっちの作戦だ [10:42.95] [11:00.40]私が消えた あの日の秘密組織は [11:06.43]ちゃんと笑って 暮らせているのかな [11:11.81]きっと、私は怒られちゃうなぁ [11:16.67]だけど、ちゃんと「お姉ちゃん」になれたかな [11:22.10] [11:22.23]思い出してみよう [11:26.55]あの好きだった言葉 [11:31.77]「幸せ」ってなんだか不思議 [11:36.81]明日のこと、好きになれる [11:42.87] [11:45.12](やっと 终わりました)