[00:00.000] 作词 : ひとしずくP/やま△ [00:00.516] 作曲 : ひとしずくP/やま△ [00:01.33]編曲:ひとしずくP・やま△ [00:02.32] [00:05.35]終焉の大地の果て 残された子らは [00:09.19]頼りなく小さな手を重ねて [00:12.73]健やかなる時も 病める時も ただ信じて…… [00:16.44]「共に分け合っていこう」 [00:22.53] [00:37.30]人の智を超えて 思い上がった愚かな羊に [00:42.47]神の裁きが下った [00:45.13]滅びゆく世界を守り続ける「アイの塔」には [00:49.95]世界の寿命が灯る [00:54.51] [00:59.94]若者の村に 王国の使者がもたらした [01:04.98]予言の報 [01:07.54]針子の少女に 誉れ高き【次のメシア】へと [01:12.51]神託が降りた [01:15.20]塔の中に守られし【祝福】は [01:18.51]9つの メシアだけが賜う【栄光】 [01:22.27]君と共に 僕らも塔へ連れ立とう [01:25.98]滅びゆく楽園の命、繋ぐため [01:30.01]祝福をこの手に 心、打ち鳴らし [01:34.24]栄光を掴み取れ 懸命に…… [01:37.40]信じ合う仲間とともに 助け合えば [01:41.53]恐れるものは、なにもない [01:44.76]最初の祝福を [01:47.49]命が渦巻く【華やぐ波】の扉へ 手を伸ばす [01:52.33]ふと、大きな手を重ねて 青年が言った [01:58.17]「共に分け合っていこう」 [02:02.30] [02:14.88]メシアを押しのけ 横取られた最初の祝福 [02:19.88]仲間たちは いがみ合い [02:22.06]2つ目の扉 赤き目を血走らせ [02:25.18]剣士は【炎の宴】に興じる [02:28.34]【恵みの陽光】を勝ち取って [02:30.94]悦に入る姉の手を振り払い [02:34.90]悔しげな顔で 妹は【安息の闇】へ [02:39.56]息巻いて進む [02:41.80]「選ばれたのは、私なのに……」 [02:44.56]「「独リ占メハ許サナイ……」」 [02:44.77]「欲」は人を変えてしまうのか? [02:48.02]僧は祝詞を【揺蕩う大地】に捧げて [02:51.52]詩人は【雷鳴の囃子】口遊ぶ [02:55.02]祝福をこの手に…… 心、研ぎ澄まし [02:58.67]栄光を奪い取れ 我先に…… [03:01.36]信じ合う仲間は、何処へ…… 誰もが、敵? [03:05.20]断ち切りなさい 過ぎた愛を [03:07.93]【旋風のロンド】に 踊り子が舞う [03:11.95]双生の姉は 片割れを押しのけ [03:14.71]【白銀の園】へ [03:16.36]歓喜の雫は 流れる間もなく 凍てた [03:22.01]9つ目の祝福は 眠れる【マグマの胎動】 [03:28.07]双生の弟は メシアを欺いて [03:33.79]誇らしげに笑った [03:35.41]信じた仲間に裏切られ [03:38.36]【祝福】はすべて 横取られた [03:42.08]灯らぬトーチ 掲げながら [03:45.29]祈りの祭壇へ…… [03:50.92] [03:52.70]塔の中に封じられし【祝福】 [03:55.85]……という名のメシアに課せられた【贖罪】 [03:59.69]【贄】と共に 乗り越えたメシアよ [04:01.09]今こそ 新しき楽園の命、繋ぎ足せ [04:07.89]荒波に溺れ沈み 業火の海を舞い [04:11.90]無慈悲な干天に頽れて [04:14.76]永遠に明けぬ闇に狂い 大地に呑まれても [04:18.74]君独りで、いかせはしない [04:21.56]裁きの雷に打たれ 風刃に裂かれて [04:25.27]心ごと凍らされても 灼熱を這う [04:28.16]健やかなる時も 病める時も ただ信じて…… [04:31.33]「共に分け合っていこう」 [04:35.12]導きの灯を繋げ 尊き贄の果て [04:38.44]愚かなる連鎖は 永遠に繰り返す…… [04:41.19]信じ合った仲間たちに 助けられて [04:44.98]勝ち取った灯を 高く掲げて [04:47.98]暁の鐘が鳴く 栄光の調べ [04:51.64]神の威を授けられたメシアは [04:54.49]独り静かに笑いながら…… [04:59.66]9つの【哀】を生みて [05:02.69]祭壇に手を伸ばした [05:09.03]