[00:45.85]夜霧の間に間に月充ち満ちて [00:52.00]仰ぐその様人知れず [00:57.24]隠れ秘められし天手力は [01:02.00]比ぶるべきもの無し [01:06.26]棲まう土地なく天の沙汰もなく [01:12.60]隅に闇にと息潛め [01:18.19]されど人の生きる淵には [01:23.50]常に根ざすものたち [01:27.78]荒ぶる神と讃えられもせば [01:34.20]悪しき化生と打ち払われて [01:38.57]人の怖れそれさえも [01:44.50]すべて絆が為 [01:50.00] [02:09.68]黃昏過ぎていまぞ宵の口 [02:15.90]宴に集え依童よ [02:20.21]なれどそれは人の欺き [02:26.40]狩られゆくものたち [02:30.66]もはや楽しき伊吹などは無く [02:36.50]月の明かりさえ砕かれて [02:41.16]かつての絆は絶え果てる [02:47.20]永久に消えたものたち [02:52.29]過ぎる年月を幾つ経たことか [02:57.30]いずれ人にも忘れ去られて [03:02.15]幽かに殘る幻は [03:08.10]いつか見た萃夢想 [03:14.71] [03:34.03]荒ぶる神と讃えられもせば [03:39.70]悪しき化生と打ち払われて [03:44.11]人の怖れそれさえも [03:49.80]すべて絆が為 [03:54.99]過ぎる年月を幾つ経たことか [04:00.00]いずれ人にも忘れ去られて [04:05.11]幽かに殘る幻は [04:10.60]いつか見た萃夢想