[00:00.000] 作词 : 六浦館 [00:01.000] 作曲 : MANYO [00:07.33]色を失った孤独の影 [00:11.92]嘆きの聲 響き渡り 虚満たした [00:17.53]風を受けた背を丸めたまま [00:21.45]當てのない放浪(たび)の途中 [00:26.03]絡み合う糸から伝い落ちた雫は [00:36.48]まるで翡翠のよう [00:39.84]輝きを求めた時を渡り [00:45.09]傷つけ合う心を等しく癒やすように [00:52.24]久遠の繭は白く脆い その姿で静かに包み込む [01:12.02]生い茂る葦を掻き分けて進む [01:16.54]胡乱の瞳はただ前を見据え [01:21.37]吐く息に混ざる冷たい雪 [01:25.17]触れたなら消えてしまう [01:29.82]暖かな想いを 描いては切り裂いて [01:40.06]まるで道化のよう [01:43.49]瞬きの数だけ浮かび上がる [01:48.91]僅かに湛えた笑み [01:52.65]儚く散る宿命 抗う者は [01:58.52]空しく ただその身を 包み込まれてしまう [02:24.15]コワレタ傀儡(ひとがた) [02:35.03]棄て置かれて 戻る故郷(ばしょ)もない [02:43.91]どこへ—— [02:45.74]解けた糸から全て溢れてしまう [02:55.87]命尽きるよう [02:58.83]罅割れた殻から生まれ出でた [03:04.48]異形のモノでさえも深く愛し続け [03:11.52]やがて朽ちる 深淵はもう開かない [03:18.05]輝きを求めた時を渡り [03:23.51]遠ざかり消えてしまう 重ねたその姿  [03:30.31]瑠璃の面影 まるでそれは久遠の繭 [03:37.63]静かに包み込む 希望を重ねて——