朝の骨(あさのほね) 作词 : 量子涙(R.N.Ruby) 作曲 : 量子涙(R.N.Ruby) 编曲 : 量子涙(R.N.Ruby) 壊れた目覚まし時計蛍光の数字が 午前3時のままで呼吸を覚えてる 窓ガラスに張り付いた月の剥製(はくせい) 君がくしゃみをしたら粉々に落ちそうだ 冷蔵庫の奥で眠るヨーグルトたち 賞味期限過ぎても優しい酸味を飼育(しいく)してる 指の隙間から零(こぼ)れたWi-Fi電波 天井で星座を作る 朝の骨を拾い集めて まだ柔らかい光で組み立て直そう 消しゴムのカスさえ銀河の種に見える そんな朝がきっと来ると 洗濯機の中で踊る孤独のTシャツ 回転数3で涙の塩分測定 乾燥終了音古代文明の笛 バスタオルに包まれて宇宙飛行士になる コンビニのレジ袋風船のように膨らんで 駐車場の白線波打ち際まで漂流する 100円ライターの炎揺らめきながら教えてくれた 燃えるものは必ず灰じゃない 朝の骨を磨き上げて 透明な腱(けん)で結んだ新しい星座 電子レンジの音色恐竜の子守唄 壊れかけの世界で僕らは目を覚ます