作词 : 白湊 作曲 : 白湊 なぁ 夢があるんだ 昼寝しながら思いついたんだよ まぁ とりあえずはさ おやつでも食べようか きょうは雨かな 洗濯物は中で干そうか 本当は全部嫌いだけど少しは好きかな 猫も“ナァ”となくよな あれが呼びかけだとして言葉より先かな どうでもいいか 君の天気がどうであれ 今日も僕はあきらめず そのこころに溜めた青色を 生涯かけて肯定し抜く 年齢も名前も知らない誰か いまも君をずっと待っている おとぎ話のような綺麗事がほら 確かに在る物語 なぁ お願いだから 死ぬまでは生きてほしいんだ 「人に残る最期の力は“心”だから」 潰された君の炭のような心は すでにダイヤモンドの原石であり やすられた つまり“磨かれた” その石は…… 果てなく輝き君の影を 映し 照らし 照らされて 水溜まる涙で枯れた芽が 君の息を吸って吐いて それらを糧とし花が咲く 美しいから名前をつけよう 頬に咲くと書いて「頬咲み」だ 良い名だと思ってるんだ しかしそのあとに結ぶ実は 乾涸びては地に落ちてしまう でも君が遺したその世界は それは豊かで 一人残らず飢えなくなる革命は 歴史となって 忘れる頃にまた君が産まれるんだ なにもないと嘆く君が なにもなくても幸せに包まれるから 生きて