雲が消えたら (feat. 重音テト) 作词 : 曇天怠惰 作曲 : 曇天怠惰 土砂降りの音だった 空は黒かった 光は隠れてた 雲の上にまだ見ぬユートピアがあったんだ おしゃぶりを咥えて 煙を吐いて 風下汚してた 胸の中に磁針とTOマップを入れていた あなたと僕はフェイクの仲だ 台詞全てをメイクしたまま 無意味に影を探す 「誰か雨を降らせて!」 「雲を溶かして!」 「快晴の街見せてほしいんだ!」 そう叫んだあなたの心は膨らみ破裂して 誰も空にいなくて 強い向かい風 晴れたところで眩しすぎるんだ 地を濡らした夢の欠片乾いていく なぜ悪路を作ったのか考えた 不甲斐ない限りだな 道の先にまだ見ぬユートピアはあるだろか 空振りのリピート 霧のリブート 嵐を避けながら 考える気もなく濡れないため差した傘 あの日の僕はフェイクの像だ 醜い傷にテープを巻いた 無慈悲な神に説かれる 「誰か雨を降らせて!」 「雲を溶かして!」 「快晴の街見せてほしいんだ!」 そう叫んだあなたの心は膨らみ破裂して 知らず知らずのうちに明日が迫って 昨日になって忘れていくんだ 未来から吹く邪魔な風に逆らえずに 雲の向こうに行けばきっと救われる そう思ってた 何かがあると信じていた 空は自分が太陽に焼かれるだけだった 何もなかったんだ 「誰か雨を降らせて!」 「雲を溶かして!」 「快晴の街見せてほしいんだ!」 そう叫んだあなたの心は膨らみ破裂して 誰も空にいなくて 強い向かい風 晴れたところで眩しすぎるんだ 地を濡らした夢の欠片乾いていく