[00:00.00] 作词 : Kuratu [00:01.00] 作曲 : Kuratu [00:12:08]君が町を脱け出したいと [00:14:62]そう言ったあの日から僕たちは [00:17:57]紙もペンも置き去りにして [00:20:12]青い世界に飛び込んだ [00:23:27]古い荒屋の片陰に [00:25:54]白い制服と青い影 [00:28:26]目を離せば消えてしまうのにさ [00:31:09]それが当たり前みたいな顔してさ [00:34:72]誰も気づかない [00:36:47]夏が始まる日は妙に静かで [00:40:20]何かが終わる日は [00:41:96]いつも鮮明で [00:44:82]そうだ蝉が鳴き止むまで [00:47:52]逃げ続けてみようよ [00:50:27]この色まみれの世界で [00:53:07]二人が透明になるまで [01:08:49]目的地なんて最初から [01:10:78]きっと無かったんだね僕たちは [01:13:61]ただ上手く息が出来なかった [01:16:30]君は海を見つめて口を開いた [01:19:71]「ねえ 海の青色は [01:21:70]透明な水ほど鮮やかなんだってさ [01:25:44]この海みたいにさ [01:27:27]私もなれるかな」 [01:52:19]日差しに眩んでいた [01:54:63]目が覚めたら君の姿は無かった [01:57:67]何故かすごく自然で [01:59:95]君が居た分 [02:01:09]世界は透明になった [02:03:19]最初から分かっていた [02:05:50]青が鈍くなること汚れてしまうこと [02:08:73]「そうなるくらいならいっそ [02:11:07]夏に取り残されたい」って君は [02:24:82]茹だる風も流れる雲も [02:27:61]蝉時雨と共に忘れてく [02:30:38]この色まみれの世界で [02:33:16]一人透明になった君のことも