作词 : hiramasa 作曲 : hiramasa 錆びついた駅舎の中から 君は今日も現れた 続くレールの先にあるものを 何も知らないまま 潤んだ視界を掻き乱す やけに擦り減った顔をして 時間が無常に溶かされてく日々に慣れたの? 目先で揺れる標識灯が 枯れ果てた君を手招いている 泣きそうに 失った夢中を数えている 道筋が正しいと思うなら 今日も列車に乗って行けばいいさ 歯止めも効けない ただ私は見てるだけ 目的地が遠のいてく 掴もうにも届きはしない 乗り込んだ人々は安寧を 与えられてるらしい 現実の狭間で立ちすくむ 未練と平穏がしがみつく それならもう全部投げ捨ててしまえばいいのにな 頭に鳴り響く警笛が のらりくらりと体を動かす 今日も同じ 歪な歯車に飲まれてく 道筋から外れたくても また列車に乗って進む日々なのさ もう戻れない ただ私は見てるだけ