焼亡の花束 (feat. 初音ミク) 作词 : Kuratu 作曲 : Kuratu 黄昏の朱に 風のない空に 私はあなたを 思い出せなくて 小舟の波紋を 追う鳥のように 燃えゆく世界に 去りゆくのでしょうか 暮れなずむ夏の 聳える雲は 十重二十重と覆い かの日々を隠す 忘れ絶えぬように 焼べ続けては 煙に巻かれ やがて遠退いてゆく 藍の幕が降りる ただひとつ この火が 灯り続くのは 闇を照らすものが それしか無いから 影を乗せた舟が 沈む陽に溶けゆくのを あなたに重ねれば ただ見つめている 地を向いて枯れ果てた 向日葵は 水面に映る陽を 薄目で眺めて やがて朱くなった 光に染まり 天を仰いだ日々を 懐かしむでしょうか あなたが私の 記憶になった日 線香の 香りがしました 少しの火花と 火傷の痛み 晴れ渡る朝の 風の吹く空を 今さら、何故だか 思い出しました 干上がった海に 残された舟は 白波に運ばれる 夢を見る ただひとつ この火が 灯り続くのは 闇を照らすものが それしか無いから 影を乗せた舟が 沈む陽に溶けゆくのを あなたに重ねれば ただ見つめている どうか 絶えずに さようなら