20世紀の逆襲 第三章 ~絶境の蝶~ ビルの街行き交う波 誰ひとり交わさぬ瞳 まるで知らない星 生きる場所彷徨う 何処をめざして人は歩くのだろう 生まれた意味さえも知らずに 進み行く時代はいつも 胸の想い置き去りにして 後悔のカケラを残して 明日に戻る夢を見ても もう二度と戻れないの この星は機械仕掛け こんなにも便利なのに 人は古い予言に怯える 声が聞こえるか遠く微かな もしも生まれる日を 選べるとしたなら 君はどの時代を生きるか タイムマシンに乗っても 未来はわからない 今の時代を歩こう おいで一緒に ぼくたちがもらった命は いつの時も意味があるだろう 誰もぬけられない迷路で 明日に怯え絶望しても 向かえよう世紀末 終わらないこの世界で