carnelian 聞こえていますか私の声が 届いていますかあなたのもとに どうして二人で居られないことが こんなに痛いの分からないよ 緋色に染まる光の中で 渇いた心が溶け出したように くすんだ瞳の淡い景色が やがて消えていく夏の夕暮れ そっとそっと触れないように ずっとずっと追いかけてきた この気持ち、伝えないで 終わりたくないの サヨナラなんて言わないで この痛みを抱きしめて 溢れ出した想いは遠くて 涙が零れていた 消えそうな茜空に 手を伸ばして泣いて叫んだ 私のこの想いが 届いて、届いて、お願い届いて・・・ この景色が終わる時 あなたはもういないけど いつかまた会える そう信じていたいの サヨナラなんて言わないで この痛みを抱きしめて 言葉では言えなかった私の 想いは消えないまま