偽色街 (feat. 初音ミク) 作词 : メドミア 作曲 : メドミア それでもまだ歩みを止めないでいるのは その心が弱く脆いせいだろう 揺れる塔が街を色めき立たせても あなたはただ美しいなんて言って笑った その日までは確かにそこに満たせる物があったんだろう 卑しく煩い虚しく眩い愛が 華やいだ憎たらしい程に全て奪い去った その声がいけ好かない宵にひとつ花を添えた 知らないで いたかった 目を開けても何も見えないままでいるのは すぐ隣にあなたがいないから 濡れる窓を眺め一人微睡む午後 流し込んだ珈琲はどうしてか甘かった 感じられるその僅かを思い出すのが難しい 果敢なくそでない今では恋しい愛が 輝いたその瞬間知らない場所へ迷い込んだ その顔を見てすらないのに胸に痛みを覚えた 羽ばたいたこの街の向こうが見たくて羽ばたいた いつの日か抱えた感情に今意味が生まれた この街は 僕だった