[00:00.000] 作词 : 野田洋次郎 [00:01.000] 作曲 : 野田洋次郎 [00:10.97]あなたにナニカ届けたくて 声だけ持って走りました [00:16.30]ずっとずっと遠くまで そしたらナニカ忘れました [00:21.52]あなたをずっと想いました 星がきれいに見えたんだ [00:26.67]そしたら僕は思いだした 60億回目の息をした [00:53.70]「生きてること」 確かめたくて 呼吸を少し 止めてみた [00:58.90]酸素は僕を望んでいた なんとなくすごく嬉しかった [01:04.15]遠くから声聞こえました 「頑張れ」 と言っていたんだ [01:09.19]じゃあ誰より強くあればいい? [01:12.01]「誰よりも強くなればいい」 と笑った時代が今 [01:17.58]幾つもの命を奪った [01:20.24]閉じた瞼だけが僕の弱さを知ってたんだ [01:25.52]輝いたあの星も枯れ切った僕も宇宙の道草 [01:30.69]それだけでまた明日も笑えるような気がしたんだ [01:36.20]降ってきたこの痛みは笑ってた僕がよこした辻褄 [01:41.53]それだけでまた明日の僕を好きでいられる気がしたんだ [01:52.32]裸ラランランラランラ爛々ってな具合で生きてみたいものです [01:57.39]すっからかんのころんのすってんころりんちょんのポン [01:59.92]って名前で生まれてきたかったです (パパ) [02:03.11]でも諦めて僕笑いました 夢だけ置いて走りました [02:07.97]いやでもナニカ目指さなくちゃで 苦しい時こそ笑えだとかなんだ? [02:13.51]笑った友が今日も 「ちょっくら死んでくるわ」 と言った [02:18.78]そしていつものよう 僕は左手を振った 「またね」 [02:24.32]消えてった今日の友は今日生まれてきた友の辻褄 [02:29.28]それだけでまた明日も笑えるような気がしちゃった [02:34.69]持ってきたこの声はこんなこと言いたくなかったかな [02:39.97]置いてきたあの夢はどこかで喜んでいるのかな [02:47.23]ごめんな [03:28.24]この地球は何億の夜を越え まだ明日を見ようとする [03:33.57]そしたらね 僕にもね 20年目の夜を越せる気がする [03:38.85]嫌いになるにはもう少しで 好きになるには程遠くて [03:44.00]うまいことできた世界だ [03:46.27]それでもね 上手にね 生きて見せる僕が好きだったりした [03:52.17]それだけでまたいつまでも笑えるような気がしたんだ [03:57.50]降ってきた快楽は泣いていた僕がよこした辻褄 [04:02.86]明日光ってた星はたしかに 僕を見ていたんだ