[00:00.00]夏のネオヴェネツィア風物詩は [00:02.78]夜になると仄かにひかる夜光鈴です [00:08.39]夜光鈴の中の玉は [00:10.63]アクアでしか取れない夜光石で出来ています [00:14.69]その光はだんだん小さくなって [00:18.49]最後にはふとりと落ちてしまいます [00:21.97]みんなその頃になると別れを惜しんで [00:26.71]最後の輝きを見送るために [00:29.70]ゴンドラに乗って水辺に繰り出します [00:33.62]夜の海には [00:35.41]星のような小さな光が無数に瞬き [00:39.12]その光は [00:40.67]やがて多引いて [00:43.38]水の中に消えていくのです [00:48.30]極稀に涙のような結晶が残ることがあるのですが [00:53.60]それは別れを惜しむ [00:56.99]夜光鈴の持ち主の気持ちなのかもしれません