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  • 「その手が象る世界」
    作曲.歌:霜月はるか
    編曲:MANYO

    蒼色(あおいろ)に染(そ)まる空(そら)と風(かぜ)の跡(あと)
    絵(え)に描(か)かれた落日(らくじつ)を塗(ぬ)り直(なお)す筆(ふで)に
    何(なに)を求(もと)めて 僕(ぼく)たちは現実(ここ)に迷(まよ)うのだろう
    散(ち)りゆく花片(かへん)に弄(いじ)られた心(こころ)は巡(めぐ)る

    目指(めざ)す場所(ばしょ)もなく ただ君(きみ)の眼(め)は隠(かく)れた月(つき)に背(そむ)いたまま
    偽(いつわ)りの虚空(こくう)へと両(りょう)の腕(うで)を掲(かか)げる

    不確(ふたし)かなものに紛(まぎ)れて 真実(しんじつ)を謳(うた)う術(すべ)もない
    それは痛(いた)みを棄(す)てた 君(きみ)だけが微笑(ほほえ)む世界(せかい)

    金色(こんじき)が灯(とも)る湖(うみ)と雨(あめ)の跡(あと)
    絵(え)に描(か)かれた楽園(らくえん)へ漕(こ)ぎ出(だ)す方舟(ふね)で
    何(なに)を為(な)すため 僕(ぼく)たちは現実(ここ)に戻(もど)るのだろう
    滴(したた)る雫(しずく)に探(さが)られた躯(からだ)は竦(すく)む

    祈(いの)る場所(ばしょ)もなく ただ君(きみ)の眼(め)は凍(い)てつく刻(とき)を留(とど)めたまま
    偽(いつわ)りの時計(とけい)から漏(も)れる音(おと)に呑(の)まれる

    不確(ふたし)かな夢(ゆめ)に侵(おか)され 真実(しんじつ)が狂(くる)い続(つづ)けても
    深(ふか)い眠(ねむ)りの底(そこ)で 誰(だれ)もが還(かえ)り着(つ)く Lip-Aura(はな)

    指先(ゆびさき)に淀(よど)むのは 熱(ねつ)のない君の姿(まぼろし)
    逆廻(さかまわ)る景色(けしき)に 幾重(いくえ)にも色(いろ)を乗(の)せよう…

    限(かぎ)りなく ただ僕(ぼく)たちは己(おのれ)の影(かげ)を演(えん)じるため
    偽(いつわ)りの大地(だいち)だと知(し)りながらも目覚(めざ)める

    不確(ふたし)かなものに汚(よご)れて 真実(しんじつ)を胸(むね)に抱(だ)けばいい
    これは言葉(ことば)を棄(す)てた 僕(ぼく)の手(て)が象(かたど)る世界(せかい)

    終わり
  • [00:00.00]「その手が象る世界」
    [00:08.00]作曲.歌:霜月はるか
    [00:12.00]編曲:MANYO
    [00:16.00]
    [00:20.07]蒼色(あおいろ)に染(そ)まる空(そら)と風(かぜ)の跡(あと)
    [00:28.94]絵(え)に描(か)かれた落日(らくじつ)を塗(ぬ)り直(なお)す筆(ふで)に
    [00:37.47]何(なに)を求(もと)めて 僕(ぼく)たちは現実(ここ)に迷(まよ)うのだろう
    [00:46.55]散(ち)りゆく花片(かへん)に弄(いじ)られた心(こころ)は巡(めぐ)る
    [00:56.91]
    [00:57.62]目指(めざ)す場所(ばしょ)もなく ただ君(きみ)の眼(め)は隠(かく)れた月(つき)に背(そむ)いたまま
    [01:07.84]偽(いつわ)りの虚空(こくう)へと両(りょう)の腕(うで)を掲(かか)げる
    [01:17.02]
    [01:17.19]不確(ふたし)かなものに紛(まぎ)れて 真実(しんじつ)を謳(うた)う術(すべ)もない
    [01:26.21]それは痛(いた)みを棄(す)てた 君(きみ)だけが微笑(ほほえ)む世界(せかい)
    [01:37.65]
    [02:11.63]金色(こんじき)が灯(とも)る湖(うみ)と雨(あめ)の跡(あと)
    [02:20.60]絵(え)に描(か)かれた楽園(らくえん)へ漕(こ)ぎ出(だ)す方舟(ふね)で
    [02:29.45]何(なに)を為(な)すため 僕(ぼく)たちは現実(ここ)に戻(もど)るのだろう
    [02:38.14]滴(したた)る雫(しずく)に探(さが)られた躯(からだ)は竦(すく)む
    [02:48.09]
    [02:49.24]祈(いの)る場所(ばしょ)もなく ただ君(きみ)の眼(め)は凍(い)てつく刻(とき)を留(とど)めたまま
    [02:59.48]偽(いつわ)りの時計(とけい)から漏(も)れる音(おと)に呑(の)まれる
    [03:08.57]
    [03:08.73]不確(ふたし)かな夢(ゆめ)に侵(おか)され 真実(しんじつ)が狂(くる)い続(つづ)けても
    [03:17.80]深(ふか)い眠(ねむ)りの底(そこ)で 誰(だれ)もが還(かえ)り着(つ)く Lip-Aura(はな)
    [03:26.72]
    [03:27.15]指先(ゆびさき)に淀(よど)むのは 熱(ねつ)のない君の姿(まぼろし)
    [03:36.23]逆廻(さかまわ)る景色(けしき)に 幾重(いくえ)にも色(いろ)を乗(の)せよう…
    [03:45.50]
    [03:46.59]限(かぎ)りなく ただ僕(ぼく)たちは己(おのれ)の影(かげ)を演(えん)じるため
    [03:55.65]偽(いつわ)りの大地(だいち)だと知(し)りながらも目覚(めざ)める
    [04:04.71]
    [04:04.90]不確(ふたし)かなものに汚(よご)れて 真実(しんじつ)を胸(むね)に抱(だ)けばいい
    [04:14.01]これは言葉(ことば)を棄(す)てた 僕(ぼく)の手(て)が象(かたど)る世界(せかい)
    [04:25.64]
    [04:31.99]終わり