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  • 作曲 : 霜月はるか
    ひとり捻子(ねじ)を巻(ま)き続(つづ)け 砂(すな)に埋(う)もれる絡繰(からく)り時計(とけい)

    刻(とき)が留(とど)まる部屋(へや)は訪(おとず)れる者(もの)もなくて
    淡(あわ)き風(かぜ)も吹(ふ)かない 月(つき)の光(ひかり)だけが届(とど)く場所(ばしょ)

    夜露(よつゆ)に冷(ひ)やされた蜘蛛(くも)の巣(す)は 張(は)り巡(めぐ)らされた黄金色(きんいろ)の鎖(くさり)
    外(はず)れないほど固(かた)く幾度(いくど)も 君(きみ)を絡(から)めているのなら

    閉(と)じ込(こ)められた世界(せかい)を解(と)き放(はな)ちたい
    君(きみ)が眠(ねむ)る棺(ひつぎ)を抱(だ)いて 想(おも)いを繋(つな)ぎ
    満(み)ち欠(か)けゆく月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を映(うつ)す

    ...I oular i neej rin ar lef su i Lag-quara.(…捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む)

    今(いま)も捻子(ねじ)を巻(ま)き続(つづ)け 何処(どこ)に沈(しず)まる絡繰(からく)り時計(とけい)

    刻(とき)が凍(こお)れる君(きみ)の 魂(こころ)が彷徨(さまよ)う空(そら)に
    煙(けぶ)る過去(かこ)の記憶(きおく)が 乾(かわ)く言葉(ことば)の響(ひび)き遺(のこ)している

    翼(つばさ)に護(まも)られて咲(さ)く花(はな)を 狂(くる)わせていった蒼色(あおいろ)の香(かお)り
    還(かえ)るための呪文(うた)の在(あ)り処(か)すら 君(きみ)は忘(わす)れてしまうから

    閉(と)じ込(こ)められた世界(せかい)の醒(さ)めない夢(ゆめ)は
    君(きみ)と僕(ぼく)を巡(めぐ)り合(あ)わせて 滅(ほろ)びを紡(つむ)ぎ
    満(み)ち欠(か)けゆく月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を落(お)とす

    ...Lag-quara chi "ir" sirea fid lei o we fan jue "ar"...(…”私”が閉ざした世界を委ねましょう、”あなた”に…)

    閉(と)じ込(こ)められた世界(せかい)で壊(こわ)れていく僕(ぼく)は
    その手(て)を唇(くちびる)に重(かさ)ねて 想(おも)いを塞(ふさ)ぎ
    満(み)ち欠(か)けゆく月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を戻(もど)す

    棺(ひつぎ)を開(あ)けて全(すべ)てを穢(けが)し
    捻子(ねじ)巻(ま)かれる月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を止(と)める
  • [00:00.000] 作曲 : 霜月はるか
    [00:10.69]ひとり捻子(ねじ)を巻(ま)き続(つづ)け 砂(すな)に埋(う)もれる絡繰(からく)り時計(とけい)
    [00:19.59]
    [00:20.26]刻(とき)が留(とど)まる部屋(へや)は訪(おとず)れる者(もの)もなくて
    [00:28.94]淡(あわ)き風(かぜ)も吹(ふ)かない 月(つき)の光(ひかり)だけが届(とど)く場所(ばしょ)
    [00:37.81]
    [00:38.83]夜露(よつゆ)に冷(ひ)やされた蜘蛛(くも)の巣(す)は 張(は)り巡(めぐ)らされた黄金色(きんいろ)の鎖(くさり)
    [00:46.98]外(はず)れないほど固(かた)く幾度(いくど)も 君(きみ)を絡(から)めているのなら
    [00:56.25]
    [00:56.99]閉(と)じ込(こ)められた世界(せかい)を解(と)き放(はな)ちたい
    [01:01.41]君(きみ)が眠(ねむ)る棺(ひつぎ)を抱(だ)いて 想(おも)いを繋(つな)ぎ
    [01:07.67]満(み)ち欠(か)けゆく月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を映(うつ)す
    [01:17.31]
    [01:24.32]...I oular i neej rin ar lef su i Lag-quara.(…捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む)
    [01:32.56]
    [01:32.86]今(いま)も捻子(ねじ)を巻(ま)き続(つづ)け 何処(どこ)に沈(しず)まる絡繰(からく)り時計(とけい)
    [01:41.82]
    [01:42.49]刻(とき)が凍(こお)れる君(きみ)の 魂(こころ)が彷徨(さまよ)う空(そら)に
    [01:51.17]煙(けぶ)る過去(かこ)の記憶(きおく)が 乾(かわ)く言葉(ことば)の響(ひび)き遺(のこ)している
    [02:00.05]
    [02:00.67]翼(つばさ)に護(まも)られて咲(さ)く花(はな)を 狂(くる)わせていった蒼色(あおいろ)の香(かお)り
    [02:09.20]還(かえ)るための呪文(うた)の在(あ)り処(か)すら 君(きみ)は忘(わす)れてしまうから
    [02:18.46]
    [02:18.89]閉(と)じ込(こ)められた世界(せかい)の醒(さ)めない夢(ゆめ)は
    [02:23.57]君(きみ)と僕(ぼく)を巡(めぐ)り合(あ)わせて 滅(ほろ)びを紡(つむ)ぎ
    [02:29.90]満(み)ち欠(か)けゆく月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を落(お)とす
    [02:39.29]
    [02:39.59]...Lag-quara chi "ir" sirea fid lei o we fan jue "ar"...(…”私”が閉ざした世界を委ねましょう、”あなた”に…)
    [02:54.90]
    [02:55.05]閉(と)じ込(こ)められた世界(せかい)で壊(こわ)れていく僕(ぼく)は
    [02:59.14]その手(て)を唇(くちびる)に重(かさ)ねて 想(おも)いを塞(ふさ)ぎ
    [03:05.14]満(み)ち欠(か)けゆく月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を戻(もど)す
    [03:15.97]
    [03:19.22]棺(ひつぎ)を開(あ)けて全(すべ)てを穢(けが)し
    [03:23.24]捻子(ねじ)巻(ま)かれる月影(つきかげ)に時(とき)を刻(きざ)む針(はり)を止(と)める